AI × SNS
コノハ ソーシャルAIは個人にも欲しい?SNS運用をAIに任せすぎない方がいいと思う理由
株式会社コノハが、AIでコンテンツ制作、複数SNSへの投稿管理、分析、改善までを一つにつなぐ「コノハ ソーシャルAI」を始めました。
僕自身、今このブログとXをAIと一緒に運用しています。だから「面倒な部分をAIに任せたい」はかなり分かります。ただ、全部をAIに任せるのが正解だとは思っていません。
先に結論
ネタ探し・複数媒体への展開・数字の分析はAIに任せたいです。でも、発信そのものまで全自動にすると「誰が書いても同じ」になりやすいです。
僕が理想だと思っているのは、AIが裏側でかなり働いて、人間が最後に自分の経験や考えを入れる形です。
複数SNSへ同じ自分の色を広げられるのはかなり魅力的ですし、投稿結果をAIが分析して次の改善案を出してくれる機能も使いたいです。
ただし、AIだけで記事や投稿を量産すると薄っぺらさが出ます。人間味を残せるかは、AIの性能より使う側の設計だと思っています。
「コノハ ソーシャルAI」は何をするサービス?
株式会社コノハは2026年9月14日から、企業の集客・採用向けSNS運用を支援する「コノハ ソーシャルAI」を提供しています。
サービスの考え方は、SNS運用の「企画する → つくる → 投稿する → 結果を測る → 改善する」を一つにつなぐことです。
AIによる画像・縦型ショート動画の生成、長尺動画の切り抜き、編集支援に加えて、10媒体への投稿管理、投稿結果の分析・改善までをまとめています。
ツールだけを渡して終わりではなく、契約プランに応じて初期設定、アカウント連携、操作研修、企画相談、定例会での振り返りなども提供すると案内されています。
料金は公開されておらず、問い合わせ制です。
今の僕らの運用は「AIに任せるところ」と「本人が入るところ」を分けている
僕は、SNS運用を全部自分でやっているわけではありません。
今はAIにトレンドを探してもらい、その中から記事になりそうなテーマを選び、僕自身の経験や考えが使えそうならインタビュー形式で掘ってもらっています。
そこからAIが公式情報を調べて記事にし、Xへ出すときはまた僕っぽい言葉に戻します。
このやり方が、今のところかなりしっくりきています。
AIが調査・整理・制作を助けます。でも「何を感じたか」までAIに作らせません。そこが大事です。
面倒なのは、ネタ探しと「記事までどうつなぐか」
SNSを本格的な担当者目線で運用しているわけではないので、「毎日のSNS業務で何が一番つらいか」を断言できる立場ではありません。
ただ、今のブログ運営で感じるのは、ネタを探して、そこから記事への導線まで考える部分はかなり面倒になりやすいということです。
何を投稿するか。今その話題を出す意味はあるか。その投稿だけで終わらせるのか、記事へつなぐのか。
こういう裏側をAIが整理してくれるなら、かなり助かります。
一方で、全自動のSNSはたぶん薄っぺらさがバレる
AIに全部任せれば、投稿数は簡単に増やせると思います。
でも、それをやりたいとは思いません。
誰でも言えそうなことを、整った文章で毎日投稿するだけになると、そのうち「これAIが作ってるだけだな」と分かるアカウントになります。
昨日の記事をXへ出すときも、僕は広告文のような文章ではなく、普段の自分がそのまま呟くような文体にしたいと考えました。
AIはかなり使います。でも、最終的な発信者までAIに置き換えません。この距離感がいいと思っています。
「10媒体へ展開できる」はかなり魅力的
コノハ ソーシャルAIで個人的に魅力を感じるのは、複数媒体の運用を一つにまとめられるところです。
媒体ごとにノリを完全に変えるより、僕は「どこで見ても同じ自分だと分かること」の方に価値を感じます。
Xではこういう人格、Instagramでは別人格、Threadsではまた別人格、と作り分けるより、自分の考え方や言葉の雰囲気を共通させたいです。
もちろん文章の長さや動画の形式は媒体に合わせる必要があります。それでも、中心にある「本人の色」は同じでいいと思っています。
そこをAIが壊さず、媒体ごとの形だけ整えてくれるならかなり使いやすそうです。
投稿後の分析・改善は、むしろAIにかなり任せたい
一方で、数字を見る部分はAIとの相性がかなり良いと思っています。
どの話題が伸びたか、どんな書き出しが反応されたか、記事への流入につながった投稿は何か。
こうした結果を人間が毎回手作業で集計するより、AIに見てもらい、「次はこうしてみる」と提案してもらう方が効率的です。
そこで人間味がなくなるとも思いません。
分析をAIにやらせることと、AIの言う通りに発信することは別だからです。
データはAIに見てもらいます。その提案を採用するかは人間が決めます。この使い方ならむしろ歓迎です。
個人で使うなら、僕はまず月3,000円以下だと試しやすい
現時点でコノハ ソーシャルAIの料金は公開されておらず、問い合わせ制です。また、公式発表では主に企業の集客・採用用途が想定されています。
なので、個人向けに月3,000円程度で提供されるサービスだと言っているわけではありません。
そのうえで、もし僕のような個人メディア向けプランがあるなら、最初の感覚としては月3,000円以下ならかなり試しやすいです。
ただ、本当に大事なのは金額そのものではありません。
月1万円でも、それ以上の収益や時間削減につながるなら払う価値はあります。逆に月1,000円でも何も生まれないなら必要ありません。
結局は「このツールでどれだけ収益や成果が増えたか」で判断したいです。
今のところは、個人より企業向けのサービスに見える
公式発表では、人手不足や属人化に悩む企業、集客と採用を複数SNSで続けたい企業が主な対象として挙げられています。
さらに導入支援や定例会まで含むため、単純な「SNS投稿AI」というより、企業の運用体制ごと整えるサービスに近いです。
販売パートナーも募集していますが、これは一般ユーザー向けのアフィリエイト制度とは別物です。現時点で、ビエールから紹介して成果報酬を得られる一般的なアフィリエイトプログラムは確認できていません。
なのでこの記事も、現時点では収益記事ではなく新サービスを考えるための記事として公開しています。
AIに全部任せるより、「面倒だけ任せる」方がSNSは面白いと思う
コノハ ソーシャルAIの方向性はかなり面白いです。
コンテンツを作るだけではなく、複数媒体へ広げて、結果を集めて、次を改善するところまで一つにつなぎます。SNSを仕事として運用する企業には特に価値がありそうです。
僕自身が使うなら、ネタ探し、複数媒体への展開、数字の集計、改善案の提示はかなり任せたいです。
でも、自分の経験や考えまで自動生成してほしいとは思いません。
AIをたくさん使っても、最後に残るのは「誰が何を思ったか」です。そこを人間側が手放さなければ、AIを使うほど発信が薄くなるとは限らないと思います。